有象無象の富豪ブログ

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過去からの呪縛?人生が確実に変わる時間の認識

時間とは?

一般的な時間の解釈

一般的に、時間は過去から未来に進んでいるものだという認識の人が多いと思います。

 

また、時間は私たちが幼いときから当たり前のようにつかっている概念なので、時間について疑問を懐かない人がほとんどだと思います。

 

私も3年前まで、そうでした。

 

しかし、量子力学の学びの中で、時間という概念を再度見直すきっかけができ、今までとは違う形で時間というものを捉えることができました。

 

私は、この経験のおかげでなりたい自分になる・目標を達成するスピードが格段に早くなったのです。

 

また、私のコーチングや個人レッスンを受けていただいた方にも好評で、今では絶対にお話しする内容となっています。

 

是非、この時間の捉え方を読者の皆さんにも試して欲しいと思い、今回はできるわかりやすく説明させてもらいます。

 

時間の定義

 まずは一般的な時間の定義についてGoogle検索してみてみましょう。

出来事や変化を認識するための基礎的な概念 

現象の経過と順序を記述するために用いる一次元の連続変数。

辞書の言葉からも経過や順序など時間は進んでいるものと一般的にも考えられているようです。

 

 

 

時間の歴史

起源

果たして時間という概念はいつから使われはじめたのでしょうか?

 

時間がなければ、私たちは自分の年齢さえもわからないですし、一年という月日もわかりません。

 

起源を調べてみると、古代エジプト人が太陽によってできる影を時計として使ったのが初めてだといわれています。

 

おそらくそれより前は、太陽が出ている時間と出ていない時間を感覚的に捉えていたのだと思われます。

 

実際にどのように古代エジプト人が影を使っていたかというと、下の画像のようなオベリスクという方位碑を使っていたそうです。

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古代エジプト オベリスク

太陽に照らされたオベリスクがつくる影の位置を基に、午前と午後を分割していたそうです。

 

ここから天文学が発達し、季節という概念が生まれ、農業が盛んだった昔は種まきや収穫のタイミングをコントロールしていました。

 

時代が進むにつれて人々はより正確な時間が必要となり現代の時計へと進化していくわけです。

 

では現代の正確な時間はどのようにして決められているのでしょうか?

 

現代の時間の決め方

私たちが日常でつかっている時計は、数十万~数千万年に1秒程度しか誤差が生まれない高性能な機能を持っています。

 

どのように測定しているのでしょうか?

測定方法

測定にはセシウム133原子という原子を使います。原子とは、私たちの世界を構成しているものですね。

 

原子には、特定の周波数のマイクロ波を当てると反応してしまう性質があります。

 

その周波数を共鳴周波数と呼び、セシウム133原子の共鳴周波数は91億9263万1770Hzです。

 

また、原子には2つの状態があり、エネルギーが低い基底状態と、エネルギーが高い励起状態があります。

 

原子が基底状態の時に、共鳴周波数のマイクロ波を当てると、励起状態に変化します。

 

要するに、マイクロ波を当てて、基底状態セシウム133原子が励起状態に変化したら、その周波数は91億9263万1770hzとわかります。


このマイクロ波が91億9263万1770回振動するまでの時間を計測して、それを現代の1秒としているわけです。

 

時間の正体

この記事をみているほとんどの人が、「時間は存在する」「1日は24時間で1年は365日はこの世の絶対的な法則だ」と思ってはいませんか?

 

信じられないかもしれませんが、実際にはこの世に不変的で絶対的な時間というのは存在しないのです!!

 

結論から言うと、時間とは人間の意識が作り上げた幻想なのです!!!

 

科学の世界では時間について、プランク時間というものだけが定義されています。

 

プランク時間とは

物理世界の最小単位。量子力学の基本量であるプランク定数hと、真空中の光速c、重力定数Gの3つの定数で決まる。プランク時間は5.391×10の-44乗秒。プランク長さは、その時間に光が進む距離1.616×10の-35乗m。この尺度では、重力も量子力学の影響を強く受ける。たとえば、時間の精度が高いため、不確定性原理でエネルギーが大きくゆらぎ、時空を曲げて強い重力場を生む。

              出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

 

 私たちが日常で使う「時間」というものは文字通り「時」の「間」とい意味です。

 

要するに、2つのプランク時間の間が私たちの考える「時間」であり、プランク時間の出現と消滅の繰り返しを「時間の経過」と呼んでいます。

 

最小の時間は隣同士のプランク時間の間ということになりますが、それは理論上の話です。

 

実際には、プランク時間が消滅したら次の瞬間には新しいプランク時間というものが出現するので、正確にここが時間(時の間)と言えるような「間」を見つけることは不可能なのです。

 

さっき現代の時間の測定方法を説明しましたが、あの1秒も私たち人間が決めただけなので、本当に存在するわけではありません。

 

つまり、時間の正体とは、理論上想定させる「時」の「間」に私たち人間が便宜上名前をつけただけの幻覚だったのです。

 

時間は宇宙に元からあるものではく、人間が作り上げた幻想ということは、時間というものは使い方によって良くも悪くも使えるということです。

 

時間が絶対的に存在すると思い込んでる人は、常に時間に縛られて、時間よって支配されてしまいます。

 

時間は存在しなく、人間が作った幻想だと理解すると、時間を支配することができるようになるのです。

 

時間の流れ

ここからが今回の本題となります。時間に縛られるのではなく、どうやって時間を支配すればいいのでしょうか?

 

時間の概念について、多くの方が誤解していることがあります。それは「時間は、過去から未来に流れている」と考えていることです。

 

この考えは、時間は本来存在しないということをわかってない人に多いです。

 

この時間観に洗脳されているために、多くの人は何の疑間もなく「現在の自分の状況は、過去の行動の結果だ」と思ってしまいます。

 

過去から未来へと時間は流れていない

時間の流れをイメージするとき皆さんは、過去→現在→未来と時間が進んでいく姿を考える人は多いと思います。

 

しかし、実際時間の流れについて考えてみると違うのです。

 

過去の因果によって未来が決まると考えると全ての事柄は予め決められていることになります。

 

例えば、

「今まで勉強を頑張ったから、有名な会社に就職できた」

「留学したおかげで、海外との仕事ができるようになった」

「彼と結婚したおかげで、理想の結婚生活をおくれた」

 

また、逆に今の生活が幸せではなかったり、自分の仕事や勉強がうまくいかなかった時は、原因を過去の自分に求めて、

「あの時、勉強しなかったからだ」

「あの時BITCOINを買っていれば、今億万長者になっていたはずだ」

と悩んだり自分を責めたりする人がいます。

 

しかし、本当のところ全く違います。

 

時間は未来から過去に向かって流れているのです。

 

時間は未来から過去に向かって流れている

過去は自分の今の解釈によっていくらでも変わってしまうのです。

 

「もし有名大学に合格していたら、今頃たくさんの給料を貰えていた」

「もし彼とあの時結婚していれば、今頃幸せな生活をしていた」

「もしあの時、こうしていれば...」

 

現代社会で自分の過去を振り返って、上記のように後悔していることがある人はたくさんいるとおもます。

 

気持ちは凄くわかります。

 

確かに、「あの時ああしていれば・・・」現在の自分が幸せな人生を手に入れていた可能性はゼロではありません。

 

しかし、逆も然りなのです。

 

「もしあの時有名大学に合格していたら、周りが全員できるやつで劣等感で大学を辞めてしまった」かもしれません。

 

「もし彼と結婚していたら、結婚後に彼の性格が豹変してしまい離婚してしまった」可能性だってあります。

 

後悔と一緒に過去を振り返る人は、妄想の自分が大体今の自分より幸せに生活して、成功していると思って過去を振り返っています。

 

でも考えてみてください。

 

妄想の中で「幸せになれてた自分」と同じ数だけ、「不幸になっていた自分」もあり得ているのです。

 

どちらが正解かの答えはないのです。

 

要するに、過去の事柄を考えて「あの時こうしていれば...」と考えること自体が無意味なのです。

 

結局過去というのは、現在の自分が判断するものなので、現在の自分の解釈しだいでどうにでも変わるのです!

 

過去は解釈しだいで変わるのと同様に、未来も自分の解釈しだいで変わります。

 

例えば、「5分後にお風呂に入る」と現在の自分が未来を解釈したのなら、現在の自分は自分が解釈した未来に向かって行動します。

 

自分の解釈した未来が、自分に向かってやってくるとイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

要するに、現在の自分が未来の自分に対してどれだけ具体的に達成するべきゴールを考えられるかが、キーポイントとなるのです。

 

 過去を後悔しても現在と未来の自分には何のメリットもないです。

 

それだけではなく、過去に縛られて寧ろマイナスな影響を及ぼします。

 

 

人生が変わる時間の認識

誤解の原因

なぜ我々は過去から未来に時間が進むと勘違いしてしまうのでしょうか?

 

親の教育や学校教育に原因があるかもしれません。

 

親や学校は過去の事柄から判断してしまうことが多いと思います。

 

例えば、目標の高い夢を持つ人に対して、

「お前は今まで◯◯だったから、そんなの無理だ」

「現実はそう甘くない」

などいってきてあなたの過去から未来を判断する人たちが多いです。

 

しかし、彼らには悪気はないのです。知らないだけなのです。

 

彼らも親の世代からそういう教育を受けているので、それが当たり前となっているだけなのです。

 

なぜこのような流れができてしまったからというと、過去から未来に時間は流れていると思い込ませると支配者にとっては都合がいいからです。

 

この時間の呪縛に気が付いた人は、呪縛される気持ちもわかると思うので、優しく説明して皆んなの認識を変えることにチャレンジしてみて下さい!

 

臨死体験

Naokiman ShowというYoutubeチャンネルを観て知ったのですが、彗星捜索家の木内鶴彦さんというかたを皆さんは知っているでしょうか?

 

彼は人生の中で3度も臨死体験をした人なのですが、臨死体験している間に経験したことがかなり興味深く、今回紹介した時間の捉え方と似ているのです。

 

木内さんは、22歳の時に航空自衛隊の運航管理者(ディスパッチャー)として勤務していました。

 

当時、上腸間膜動脈性十二指腸閉塞で医者に死んでいることを確認されましたが、30分後に蘇生したという経験をもっています。

 

国内で唯一、彼が死後蘇生したことが医師のカルテに記録されていて、その出来事は医師学会でもレポートされ、本人の記録も彼の著書として刊行されています。

 

彼は、臨死体験中に時間と空間に束縛されることなく、自由にどこにでも行けることができたので、木内さんが気になっている時代、場所に行ったそうです。

 

その内の1つに、彼が少年時代に川で遊んでいると何処からか「危ない」という声が聞こえてきて、そのお陰で事故にならずに済んだそうです。

 

木内さんはその「危ない」と言ってくれた人の正体を知りたくて、臨死体験中にその場面に行ってみたのですが、その「危ない」と言った人の正体は臨死体験中の自分自身だったそうです。

 

物凄い面白い体験ですよね!

 

彼は医師のカルテからも臨死体験していることは確かですし、この話が本当だとしたら時間というものは過去・現在・未来、全て同時に起こっているのかもしれません。

 

また、彼は行った時代の人の肉体に、いわゆる憑依のようなかたちで入りこむことができたそうです。

 

その時代の人の肉体を借りて、日本のある神社の柱や巻物に自分の名前の「鶴」という文字を残してみたそうです。

 

そして、死者蘇生をした後、それが実際にあるか確かめに行くと自分が残した文字が、本当にあったそうです。


その時、神主さんに事情を話すと「そうでしたか?これでようやく、謎が解けました。私たちもどうしてこの時代に突然、鶴という漢字がでてきたのか、ずっと、不思議に思っていたのです」と言われたらしいです。

 

死後のことはこの世の誰にも科学的には説明できないですが、こういう体験をした人のお話は興味深いですよね。

 

他にもたくさん木内さんの体験はあるのですが、また別の記事で書くことにします。

 

興味のあるかたは、本やYoutubeなどで調べてみてください。

 

まとめ

  • 過去の因果に支配されると、人生を棒に振る
  • 未来も過去も現在の解釈でしかない
  • 宇宙視点でみると時間というのは存在しない
  • 未来から過去に時間は流れている