二重スリット実験で人生が変わる!現実世界の認識
最近何かと話題の二重スリット実験
二重スリット実験とか量子力学と聞いて難しそう・なんのことか全くわからないと思う人も多いと思います。
私も最初はそうでした。
しかし、実際に内容を見てみると、誰でも概容は理解できて知ると人生が変わるような実験だったので、今回紹介したいと思います!!!
誰にでもわかるように二重スリット実験をまとめてみたので、よかったら最後まで見ていって下さい。
二重スリット実験とは?
量子力学の実験
二重スリット実験は、量子力学というこの世で1番細かい物質の理論についての実験です。量子力学は1m定規を10000000000回切り刻んだくらいの世界を研究らしいです。
また、この実験は海外の権威のある物理雑誌で、最も美しい実験にも選ばれています。
なぜ二重スリット実験は近頃話題なのか
最近、二重スリット実験が話題の理由を自分なりに調べてみたのですが、どうやら引き寄せの法則と関係しているらしいです。
科学的な実験なのに引き寄せの法則?と思った方も多いと思いますが、実際に実験結果の仕組みはまだ誰にもわからないくらい不思議な結果なのです。
その不思議さから話題になっています。
実験を知ると何の役に立つのか
この実験を知ると、今まで常識だと思っていた世界の仕組みが変わってしまいます。
私自身、この実験を知った後、私たちが暮らすこの宇宙の可能性が感じられて日頃の物事の捉え方がかなり変わりました。
実験の説明
物質(分子・原子)の場合
まず、下記のイラストのような2つの穴が空いたスリットに、奥に接着剤がついた壁を置いて、エアガンでBB弾を撃つとどうなるでしょうか?
もちろん結果はこのような2つのスリットと同じような形になりますよね。
波の場合
次に、波や光で同じことをするとどうなるでしょうか?
今度は、下記のイラストのように光を二重スリットに向けて放って、後ろのスクリーンはどうなるか見てみます。
光や波の場合、結果は下のように干渉縞になりました。
なぜ光や波の場合、干渉縞を観測するのでしょうか?
理由は上の画像のように波や光はお互いにぶつかり合って干渉するからです。
要するに、波や光は物質と違って、くっついたり離れたり自由にできるわけです。
BB弾は離れたりくっついたりできないので、スリットと同じ形になりました。
量子の場合
ここからが今回の実験の本題となります。今の実験を、とても小さな物質の量子(1メートルの10億分の1)で同じことをやってみたいと思います。
量子銃で量子をスリットに向けて撃つとどうなるでしょうか?
結果は波と光と同じように干渉縞を観測しました。
なぜ物質を量子銃で撃っているのにこのようなことが起こりえるのでしょうか?
一般的な常識から考えると、BB弾と同じ物質なわけですから、光や波と同じような結果になるわけがありません。
物質なのにこのような結果になったということは、量子銃から発射された小さな量子は2つのスリットを同時に通ってる可能性があるということです。
そうなんですもうわけがわからないのです。
量子というのはこの世の最小の単位なので、我々や世界に存在するものは全て量子から成り立っています。
その量子が光や波と同じ振る舞いをしたというなんとも奇妙な結果なのです。
しかし、実験はこれだけでは終わりません。
頭のいいあなたなら気がついたかもしれませんが、「じゃあどっちのスリットを通ったか、スリットの前にカメラや観測機を置いて見ればいいじゃないか」と思った方もいると思います。
ということで実際にスリットの前に観測機を置いて同じ実験をしてみましょう。
観測機を置くと結果は、下のように最初に行なったBB弾と同じになりました。
観測をされると普通の物質と同じ動きに変わったのでした。
なんとも奇妙で面白い結果ですよね。
観測機を置くことが量子に影響を与えていると思う人もいると思いますが、観測機を置いたままスイッチをOFFにすると、干渉縞になるので観測という行為が量子に影響を与えるのは間違えないようです。
実験結果
結果のまとめ
この二重スリットと実験からわかった結果は
- 観測前の量子は、光や波と同じ性質を持っている(干渉縞)。
- 量子の動きを観測すると、粒(物質)になる。
- 観測の有無によってこの世を構成している量子は形を変える
ということがわかりました。
しかし、まだなぜこのようなことが起こっているのかは現状では誰もわかっていません。
わかりやすい動画
もっと二重スリット実験を理解してもらうために、わかりやすく説明してくれてる動画を貼っておくので、興味がある方は観てみてください。
よくある誤解
二重スリット実験にはみんなが勘違いしてしまうような誤解があるそうなので紹介しておきます。
観測が意識によって起こっていると解釈するのはまだ早い?
実験から我々の意識によって量子は変化していると完全に思い込んでる人もいますが、それは完全には言い切れないです。
何故なら、実験内での観測機の観測方法は、観測したい量子を、別の量子と相互作用させて、場所を特定しているからです。
この相互作用を量子デコヒーレンスと呼びます。
よってこの量子デコヒーレンスを考慮しなければならないのです。
要するに、実験のデータを私たちが見ようが見まいが、この作用によって二重スリット実験は成り立つわけです。
まだ量子力学を研究してる人たちも完全にこの現象を説明できないので、これから先色々なことがわかってくるでしょう。
量子の正体とは一体なんなのでしょうか?
興味深い応用実験
二重スリット実験の応用で面白い実験があるので追加で紹介します。
Institute of Noetic Sciences(米国ノエティック科学研究所)で主任研究員をしている、
ディーン・レイディン博士が実際に行った実験です。
実験内容は、量子を二重スリットに向かって発射している時に、片方のスリットを通るように意識的に念じるというものです。
実験結果は、念じた時は念じていない時と比べて明らかに偏っているという結果でした。
また、博士は同じ実験を250人にやってもらったところ、やはり念じると偏ることがわかったそうです。
我々の意識は果たして量子を変えてしまう力があるのでしょうか?
ここらへんの情報が科学的に更に解明されていけば、引き寄せの法則などが科学で証明される未来も近いのかもしれません。
実験結果から考えられる可能性
私たちはこの世界を自分の五感で捉えています。
実験から、観測前の量子は波ということがわかりました。
ということは、自分の部屋にある物、自分の体など全てが量子から成り立っているので、それが観測前は波や光と同じだったというのは本当に興味深いです。
一体私たちが暮らしているこの世界とはなんなのでしょうか?